雑学あれこれ…(4)!!・・・スポーツ編
中日ドラゴンズの『ドラゴン』って、?
 ・なんとなく、名古屋城の金のシャチホコを連想させますが、実は、まったく違います。
  昭和21年〜24年にかけて中日ドラゴンズのオーナーを勤めた
中日新聞社長の杉山虎之助に由来します。
  この人の干支(えと:生まれ年)が辰(たつ)年だったので、このオーナーの干支にちなんで付けられたのです。
フリスビーの名前の由来は、?
 ・プラスチック製の円盤を投げあうスポーツとして、フリスビーも定着していますが、由来をご存知ですか?
 もとは、90年ほど前、エール大学の学生が“パイ”を焼く皿を投げて遊んでいたのがフリスビーの起源です。
 そう、もともとの名前は“パン屋さんの名前”だったんです。でも、金属製のパイ皿では、投げて遊ぶには、危険でした。
 何とかして安全で良く円盤ができないものかと考えたのが、
生みの親の『フレッド・モリソン』さんでした。
 モリソン氏は“フラフープ”を作り出したWHAMIO社にアイデアを持ち込んで、共同研究を重ねて、
 現在のようなプラスチックの円盤を考えだしたのです。名前は、昔から投げていたパイ皿が、
 
フリスビー・ベーカリーと言うパン屋さんのモノだったことから、その名前がつけられました。
相撲の仕切り線って、何で消えないの?
 ・この仕切り線は、土俵の表面に『エナメル』で書かれています。
  土に塗られたエナメルは、しっかりとくっついて簡単にははがれません。
  因みに、仕切り線の間隔は、70cmです。
なんで、お相撲さんは塩をまくの??
 ・この
塩は『清めの塩』と言われるモノです。土俵は力士にとって神聖な戦いの場所です。
  そこで地中の邪気をはらい、土俵を清めるために塩をまくのです。
  このしきたりができたのは、江戸勧進相撲が公認され、その組織制度が整った元禄年間(1688〜1703年)と
  言われています。
それまでは礼式も整っていなかったのが、神道の禊祓(みそぎばらい)の形をとるようになり、
  塩・紙・水が用意されるようになりました。紙は『力紙』とか『化粧紙』と呼ばれています
  
水は『力水』と呼ばれ、この週間は古く、平安時代には使っていたようです。
土俵の真ん中に埋まっているモノとは、??
 ・土俵祭り(本場所初日の前日)に、事故や災難に合わないように、その場所が何事もなく行われるようにと祈願して、
  祭事として『縁起物鎮め』と呼ばれる行事の中で行われます。
  まず、土俵の中央に穴を掘って御神酒(おみき)をそそぎ、
  この穴に
『勝栗』・『昆布』・『洗米』・『かやの実』・『するめ』を埋めるのです。
  これらは場所中、ずっと埋められています。
お相撲さんの土俵までの通路を、なぜ花道って呼ぶの??
 ・この花道の由来は、ファンがひいきの力士に花を贈ったからだともいいますが、有力な説としては、
  力士自身が髷(まげ)に花を飾って登場したという説が一番有力です。
  奈良時代から平安時代にかけて、節会(せちえ)相撲と言って、天皇が力士を宮中に集めて開く天覧相撲が
  盛んに行われていました。

  この節会相撲では、
東方の力士は『葵(あおい)の花』西方の力士は『夕顔(ゆうがお)の花』をつけて登場したのです。