雑学あれこれ…(4)!!・・・スポーツ編 | |||
■中日ドラゴンズの『ドラゴン』って、? ・なんとなく、名古屋城の金のシャチホコを連想させますが、実は、まったく違います。 昭和21年〜24年にかけて中日ドラゴンズのオーナーを勤めた中日新聞社長の杉山虎之助に由来します。 この人の干支(えと:生まれ年)が辰(たつ)年だったので、このオーナーの干支にちなんで付けられたのです。 |
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■フリスビーの名前の由来は、? ・プラスチック製の円盤を投げあうスポーツとして、フリスビーも定着していますが、由来をご存知ですか? もとは、90年ほど前、エール大学の学生が“パイ”を焼く皿を投げて遊んでいたのがフリスビーの起源です。 そう、もともとの名前は“パン屋さんの名前”だったんです。でも、金属製のパイ皿では、投げて遊ぶには、危険でした。 何とかして安全で良く円盤ができないものかと考えたのが、生みの親の『フレッド・モリソン』さんでした。 モリソン氏は“フラフープ”を作り出したWHAMIO社にアイデアを持ち込んで、共同研究を重ねて、 現在のようなプラスチックの円盤を考えだしたのです。名前は、昔から投げていたパイ皿が、 『フリスビー・ベーカリーと言うパン屋』さんのモノだったことから、その名前がつけられました。 |
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■相撲の仕切り線って、何で消えないの? ・この仕切り線は、土俵の表面に『エナメル』で書かれています。 土に塗られたエナメルは、しっかりとくっついて簡単にははがれません。 因みに、仕切り線の間隔は、70cmです。 |
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■なんで、お相撲さんは塩をまくの?? ・この塩は『清めの塩』と言われるモノです。土俵は力士にとって神聖な戦いの場所です。 そこで地中の邪気をはらい、土俵を清めるために塩をまくのです。 このしきたりができたのは、江戸勧進相撲が公認され、その組織制度が整った元禄年間(1688〜1703年)と 言われています。それまでは礼式も整っていなかったのが、神道の禊祓(みそぎばらい)の形をとるようになり、 塩・紙・水が用意されるようになりました。紙は『力紙』とか『化粧紙』と呼ばれています 水は『力水』と呼ばれ、この週間は古く、平安時代には使っていたようです。 |
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■土俵の真ん中に埋まっているモノとは、?? ・土俵祭り(本場所初日の前日)に、事故や災難に合わないように、その場所が何事もなく行われるようにと祈願して、 祭事として『縁起物鎮め』と呼ばれる行事の中で行われます。 まず、土俵の中央に穴を掘って御神酒(おみき)をそそぎ、 この穴に『勝栗』・『昆布』・『洗米』・『かやの実』・『するめ』を埋めるのです。 これらは場所中、ずっと埋められています。 |
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■お相撲さんの土俵までの通路を、なぜ花道って呼ぶの?? ・この花道の由来は、ファンがひいきの力士に花を贈ったからだともいいますが、有力な説としては、 力士自身が髷(まげ)に花を飾って登場したという説が一番有力です。 奈良時代から平安時代にかけて、節会(せちえ)相撲と言って、天皇が力士を宮中に集めて開く天覧相撲が 盛んに行われていました。 この節会相撲では、東方の力士は『葵(あおい)の花』、西方の力士は『夕顔(ゆうがお)の花』をつけて登場したのです。 |
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